ダウの犬
今回、ご紹介する投資法は『ダウの犬』と言う投資法です。
『ダウの犬』とは、米国でちょっとばかし有名になったシンプルな投資手法です。
1.まず、NYダウ採用銘柄(30銘柄)を配当利回りの高い順に並べます。
2.そして、上位10銘柄を選び、均等に投資します。
3.1年後にもう一度、1と2を実施して上位10社から外れた保有銘柄を売却します。
代わりに新規に上位10社に入った銘柄を買います。
以上、この繰り返しです。
超簡単な投資方法ですが、S&P500を上回るパフォーマンスを出した事もあるようです。
もちろん大負けしたことも・・・。
ただ、2001年~2020年の記録では、平均9.0%のリターンだったようで上々だと思います。
※S&P500の2001年~2020年の記録では、平均9.1%のリターンとの事で、決して遜色無い感じです。
ちなみに、この『ダウの犬』は、あまり良い意味で用いられていくて「負け犬」を暗喩しているようです。
何故負け犬かと言うと、高配当利回り株は株価が低迷している銘柄という意味で「負け犬」呼ばわりされているようです。
20年間で平均9.0%のリターンを出しているのに、負け犬呼ばわり・・・。ちょっとかわいそうな気もします。