資産構築のスタート地点
資産構築のスタート地点。
それは『己』を知る事です。
では、どうやって『己』を知ればいいか?
・・・、簡単です。『家計簿』をつけましょう。
『家計簿』=『面倒』と思っているかもしれませんが『面倒』では長続きしません。
超簡単で大丈夫です。
★家計簿のつけ方★
毎月決まった日に
①『銀行口座』の引き落としをチェックする
②『クレジットカード』の使用履歴をチェックする
③『財布に入っている現金』をチェックする
の、上記3ステップです。
それも1ヶ月のうち『家計簿』を記帳する日は1日だけで、使用時間も1時間以下です。
ポイントは「毎月決まった日」(多少1日、2日ずれても問題ないですが)。
なぜ「毎月決まった日」がポイントかと言うと
1.習慣化
2.決まった期間での出費を把握する
の2点です。
さて、毎月決まった日に『銀行口座』と『クレジットカード』をチェックします。
【定期的な引き落とし】は、記帳されている項目ごとにザックリとした仕訳で大丈夫です。
【スポット(定期的な支払以外)で使用したお金】は、一括で生活費としてまとめてOK。
注意) ただし、家族が居る人は生活費を家族分と個人分(仕事の付き合いも含む)にわけておきましょう。
理由:生活の見直しをした時、資産運用の為に大切な家族との生活を犠牲にするのは本末転倒と思っていますので、別枠にしておきます。
最後に『財布に入っている現金』のチェック。
前月に確認した金額から、今回確認した金額の差分を上記の生活費(家族が居る時は個人分)に加算します。
分類は
・住宅関連(住宅ローン、管理費、家賃等々、住居に関係する費用)
・光熱費関連(ガズ、電気、水道、下水道等々)
・通信費関連(携帯代、固定電話代、NHK、インターネットのプロパイダー代等々)
・税金関連(固定資産税や年金等々。住民税や所得税、消費税は含まない)
・貯蓄系関連(生命保険や積立関連等々、万が一に貯めているお金)※1
・生活費(食費や娯楽、教育費等々、上記に当てはまらない変動しやすい費用)
で十分だと思っています。
『家計簿』を付ける期間は、3ヶ月程度はつけて欲しいです。
3か月分の家計簿の各項目の平均金額が1ヶ月の使用金額と考えても良いと思っています。
※季節的な要因や突発的な要因があるので、本当は長い期間の方がベストです。
と言う事で、たった3ヶ月の家計簿をつけるだけで(それも3ヶ月で合計3時間以下)、毎月の出費がある程度は把握できる状態になったと思います。
資産構築の第一歩も、毎月の出費をある程度、把握する事が基本になりますので、チャレンジしてみてください。
以上。